「いや」という恐怖 ーいやといえないわたしのためにー
2019-10-09
もし断ったら、もし嫌な顔をしたら、もしできないと言ったら、自分は見捨てられるのではないかという恐怖。それは、たいてい、だれにでもある。断ったら、もう次はないのかもしできないといえば見下げられるかもしれないと思うこともある。嫌な顔をしたら、付き合ってもらえないかもしれないと思うかもしれない。避けたらいやがらせをされるかもと怯えることもある。「いや」ということで返ってくる自分への否定、突き放され、連帯から切り離される恐怖。それでも 恐怖におびえながらでも「いや」と言わねばならない時がある。いい顔なんてしていられない。