主な活動場所
東京都(新宿・笹塚・交流会は目黒区自由が丘)、札幌、熊本、その他日本各地

 かんもくフォーラム2023ライブ「希望を星につなげ〜2010年代から2020年代、そして未来へ〜」

2023-11-13
かんもくフォーラムにご参加の皆様、昨日17時からの
かんもくライブをご覧いただきましてありがとうございました



(当日のMC概要)

 かんもくライブフェスは、2018年9月に活動を開始しました。東京リトルモンスター、そして、ここ、マジェスティックスタジオでライブを行ったり、全国各地で交流会を行なったりしてきました。途中、コロナ禍による活動縮小の時期もありましたが、そのたびに、工夫を凝らして、オンラインでの読み聞かせや、地方ミニライブフェスをつづけてきました。
 かんもくライブフェスは、小さな取り組みです。そして、5年間の成果と同時に、多くの課題や反省点も見つかりました。
 場面緘黙の啓発には、緘黙の当事者、経験者だけでなく、まだ緘黙のことを知らない人たちにも情報を届ける必要があります。そのためには、どのような方法があるでしょうか。
 一つは、場面緘黙の啓発団体・研究者だけでなく、より広い分野の研究会や集まりに参加することも大事かもしれません。
 それから、これまで同様に情報発信するときにも、できる限り、すべての人に情報を届ける配慮が不可欠です。チラシの作成、宣伝にあたっては、色覚障害の人に配慮する必要があると気がつきました。全盲の人が音声読み上げソフトを利用するときのための配慮も必要です。また、会場を選ぶときには、できる限り心身の障害をもつ人がアクセスしやすい場所を選ぶことが大事です。多くの人に情報が届くよう、文字情報の多言語対応も必須です。
 これまでのライブフェスの取り組みの中には、配慮が行き届いていないところがあったはずです。これからも、すべての企画で、理想的な対応ができるわけではないかもしれません。それでも、できる範囲で、最善の方法を探り、できる限りのリソースを使って、啓発活動をつづけていきたいと思います。

 …………………

 最後に、ショーン・ネコリーから、みなさんに大切なお知らせです。大切なお知らせなので、よく聞いてください。
 
 じつは、「かんもくライブフェス」は、企画・イベントの名前で、わたしたちのバンドの名前は、「サイレントネコリー & TALKATIVE RETICENCE」です。言いにくいので、だんだん「かんもくライブフェスのみなさん」と呼ばれるようになりました。
 呼び方は、なんでも構いません。これからも、一人ひとりのために、すべての人のために、わたしたちができることをやっていきます。

 それではみなさん、本日はありがとうございました。Thank You. 谢谢. カムサハムニダ。