主な活動場所
大分県

 第8回演奏会 「天才」~I'll be back~

2014-05-18
【題名】第8回演奏会「天才」~: I'll be back~
【日時】2014年5月18日(日) 14:00開演
【会場】iichiko音の泉ホール
【指揮】加藤完二
【演目】
◆芥川也寸志 「弦楽のためのトリプティーク」
◆ライネッケ 管楽8重奏曲 Op.216
◆モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」



◆第7回演奏会でメンバーにもお客様にも大好評だった加藤完二先生に指揮をお願いしての演奏会。前半に弦楽・管楽合奏、後半に古典シンフォニーというチェンバーお馴染みのスタイルです。
 「弦楽のためのトリプティーク」は日本人の作った数少ない弦楽合奏名曲のひとつ、加藤先生は関西でも著名な弦楽指導者でいらっしゃいますのでメンバーもノリノリで、またとても味のある演奏が出来たと思います。
 ライネッケは比較的新しい作曲家ですが、この管楽八重奏曲はそれを感じさせない曲風となっておりベートーヴェン前後の時代の作品かと錯覚しそうになります。しかしながらモーツァルトやベートーヴェンにはない対旋律のキラキラ感が散見さられます。特に1楽章でのK氏のフルートは美しかったです。
 休憩を挟んで後半はモーツァルト交響曲を披露。第1回演奏会でモーツァルト交響曲第40番以降久しぶりとなるモーツァルト・シンフォニーです。管楽器はオーボエ達人N氏を中心にまとまりを見せ、第4楽章のドーレーファーミーに辿りついたときは宇宙の様な広がりも意識させられました。
 加藤先生、メンバーの皆さん、ご来場下さった皆さん、ありがとうございました!