バラッド2016 〜諸行無常〜
2016-08-25
8月にして
2016年の10大ニュースが出揃っている感。
「大地震」に「お気持ち」に「オリンピック」に「解散」…とまさに諸行無常。
ひとつしかない体の中で
ひとつしかないハートが東奔西走、右往左往しています。
そんな私がK彅くんについて語るとすれば―
そう、「SMAPのK彅くん」です。
(親しみと敬意を込めて「くん」をつけさせていただいております)
8年前の秋、私達は甲胄姿で夜明け前の阿蘇の山中にいました。
実は
これまで黙っていましたが―
拙者、K彅くん主演の映画に出演しております!
監督・脚本は「三丁目の夕日」のY崎貴監督!
企画・制作プロダクションは大・大・大好きなROBOT!
主演女優、A垣結衣さん。
「BALLAD 名もなき恋のうた」という映画でございます。
戦国時代と現代とのタイムスリップを通して
どんな生き方を送っている人にもただ一度しかない人生の「本当の気持ち」に向き合う、愛の物語。
2008年、その戦国時代の合戦シーンを阿蘇で撮るということで
兵士役のエキストラを募集していたのです。
私は誰にも内緒で応募し…長槍を携えた兵士役で参加しております。
参戦の証!?大倉井軍のTシャツと劇場で販売していた脇差ペーパーナイフ。
ロケ当日の午前3~4時頃、霧深い撮影現場手前の陣地に着いた時には
既に大勢のスタッフさんや役者の卵さん、準備を終えた兵士たちで夜明け前に関わらず凄い熱気。
テントの中を進みながら草鞋(ワラジ)を履き、鎧甲冑を装着し、刀を差し、手甲を着けていく数百人のエキストラ。
兵士のメイク担当は美容専門学校の生徒さん達とお見受けしました。
前日の夕食は焼肉だったため、顔面にほどよく脂がのってドーランがスルスルと伸びメイクさんもノリノリ。
自分で言うのもナンですが、なかなかのイケメン兵士に仕上がりました(^^)
その日の撮影は、合戦の真っ最中に現代からタイムスリップした家族(T井道隆さん&N川結衣さん&T井 証くん)が、兵士どもが腰を抜かす中をランクルで駆け上がる場面。
そして別日はO沢たかおさん率いる敵軍の陣営に迫るシーン。
O沢さんの美声が阿蘇の広大な草原に響き渡り
その完璧な直角三角形の鼻筋は本当にビックリするほど美しい!
ロケには映画「パッチギ!」でデビューしたN岡一喜さんも野武士役でご出演。
カメラが回っていなくても、その佇まいは戦国時代のサムライが憑依しているかのよう。
現在は演劇UNIT「乱」での活動やNETドラマ「火花」でも高く評価されているN岡さん。
もしも、清正公が大河ドラマ化される日には是非キャスティングしてほしい俳優さんです。
そして話はK彅くんに戻りますが
準備万端整った数百人の兵士達は朝霧の中、ロケ地まで徒歩で大移動。
K彅くんどこにいるんだろーなー♪
…と思っても周りはもはや合戦ムード!
エキストラと言えども、それぞれに役作りに入っているのでしょう。
気軽に話せるような人は誰もいないし
みんなほとんど無言でひたすら阿蘇の草原を分け入っておりました。
「はい、みなさん、ここでストーップ!」
と、助監督らしき男性の声に
前を歩いていた武士が振り返ると…K彅くんでした。
眼が、綺麗だったなー。
これまでの人生を
誰かのために捧げてきた彼ら。
これからは
その個性に磨きをかけて
それぞれの胸に抱いている「本当の気持ち」も大切にしてほしい。
どこを向いて咲いていても
それぞれの花にそれぞれの一生があるのだから。
2010年9月6日熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ18
※クリックするともう少し拡大できます。
MJ社長ご愛用のファイヤーキング(ジェダイ)を撮影に拝借。
さあ、現代に戻れば我々の状況もまた
毎日が本番の真剣勝負。
6月末から取り組んでいる文具店の棚卸もいい加減今月末には終わりそうです。
最近の愛読書はこちら。
「文房具図鑑」著/山本健太郎 いろは出版
すでにご存知の方も多いと思いますが
昨年、小学6年生だった健太郎くんが夏休みの自由研究で作った手描きの図鑑を書籍化したものです。
「その文具のいい所から悪い所まで最強解説」した、文具愛あふれる一冊。
出版後たちまち人気を博し、この夏は全国の東急ハンズで「新文房具図鑑」なるイベントも開催されたほど。
図鑑を開くと
少年の素直な目線で、文具ファンとしてその使い心地を楽しむ一方
作り手の工夫を受け留めながらユーザーとしての厳しい目も光っています。
文具屋さんとしてはまだまだ勉強中の私に
ゴンゴンと迫ってくる内容です。
「いろはにほへと…」
人生を折り返したはずなのに
目の前には学んでいくことしかありません。
来月からいよいよ改装に向けた具体的な動きが始まります。
お客様に楽しんでいただきながら
しっかりとお役に立てるお店であるよう
この図鑑を眺めつつ
夢の実現へ邁進したいと思う今日この頃でございます。
2016年の10大ニュースが出揃っている感。
「大地震」に「お気持ち」に「オリンピック」に「解散」…とまさに諸行無常。
ひとつしかない体の中で
ひとつしかないハートが東奔西走、右往左往しています。
そんな私がK彅くんについて語るとすれば―
そう、「SMAPのK彅くん」です。
(親しみと敬意を込めて「くん」をつけさせていただいております)
8年前の秋、私達は甲胄姿で夜明け前の阿蘇の山中にいました。
実は
これまで黙っていましたが―
拙者、K彅くん主演の映画に出演しております!
監督・脚本は「三丁目の夕日」のY崎貴監督!
企画・制作プロダクションは大・大・大好きなROBOT!
主演女優、A垣結衣さん。
「BALLAD 名もなき恋のうた」という映画でございます。
戦国時代と現代とのタイムスリップを通して
どんな生き方を送っている人にもただ一度しかない人生の「本当の気持ち」に向き合う、愛の物語。
2008年、その戦国時代の合戦シーンを阿蘇で撮るということで
兵士役のエキストラを募集していたのです。
私は誰にも内緒で応募し…長槍を携えた兵士役で参加しております。
参戦の証!?大倉井軍のTシャツと劇場で販売していた脇差ペーパーナイフ。
ロケ当日の午前3~4時頃、霧深い撮影現場手前の陣地に着いた時には
既に大勢のスタッフさんや役者の卵さん、準備を終えた兵士たちで夜明け前に関わらず凄い熱気。
テントの中を進みながら草鞋(ワラジ)を履き、鎧甲冑を装着し、刀を差し、手甲を着けていく数百人のエキストラ。
兵士のメイク担当は美容専門学校の生徒さん達とお見受けしました。
前日の夕食は焼肉だったため、顔面にほどよく脂がのってドーランがスルスルと伸びメイクさんもノリノリ。
自分で言うのもナンですが、なかなかのイケメン兵士に仕上がりました(^^)
その日の撮影は、合戦の真っ最中に現代からタイムスリップした家族(T井道隆さん&N川結衣さん&T井 証くん)が、兵士どもが腰を抜かす中をランクルで駆け上がる場面。
そして別日はO沢たかおさん率いる敵軍の陣営に迫るシーン。
O沢さんの美声が阿蘇の広大な草原に響き渡り
その完璧な直角三角形の鼻筋は本当にビックリするほど美しい!
ロケには映画「パッチギ!」でデビューしたN岡一喜さんも野武士役でご出演。
カメラが回っていなくても、その佇まいは戦国時代のサムライが憑依しているかのよう。
現在は演劇UNIT「乱」での活動やNETドラマ「火花」でも高く評価されているN岡さん。
もしも、清正公が大河ドラマ化される日には是非キャスティングしてほしい俳優さんです。
そして話はK彅くんに戻りますが
準備万端整った数百人の兵士達は朝霧の中、ロケ地まで徒歩で大移動。
K彅くんどこにいるんだろーなー♪
…と思っても周りはもはや合戦ムード!
エキストラと言えども、それぞれに役作りに入っているのでしょう。
気軽に話せるような人は誰もいないし
みんなほとんど無言でひたすら阿蘇の草原を分け入っておりました。
「はい、みなさん、ここでストーップ!」
と、助監督らしき男性の声に
前を歩いていた武士が振り返ると…K彅くんでした。
眼が、綺麗だったなー。
これまでの人生を
誰かのために捧げてきた彼ら。
これからは
その個性に磨きをかけて
それぞれの胸に抱いている「本当の気持ち」も大切にしてほしい。
どこを向いて咲いていても
それぞれの花にそれぞれの一生があるのだから。
2010年9月6日熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ18
※クリックするともう少し拡大できます。
MJ社長ご愛用のファイヤーキング(ジェダイ)を撮影に拝借。
さあ、現代に戻れば我々の状況もまた
毎日が本番の真剣勝負。
6月末から取り組んでいる文具店の棚卸もいい加減今月末には終わりそうです。
最近の愛読書はこちら。
「文房具図鑑」著/山本健太郎 いろは出版
すでにご存知の方も多いと思いますが
昨年、小学6年生だった健太郎くんが夏休みの自由研究で作った手描きの図鑑を書籍化したものです。
「その文具のいい所から悪い所まで最強解説」した、文具愛あふれる一冊。
出版後たちまち人気を博し、この夏は全国の東急ハンズで「新文房具図鑑」なるイベントも開催されたほど。
図鑑を開くと
少年の素直な目線で、文具ファンとしてその使い心地を楽しむ一方
作り手の工夫を受け留めながらユーザーとしての厳しい目も光っています。
文具屋さんとしてはまだまだ勉強中の私に
ゴンゴンと迫ってくる内容です。
「いろはにほへと…」
人生を折り返したはずなのに
目の前には学んでいくことしかありません。
来月からいよいよ改装に向けた具体的な動きが始まります。
お客様に楽しんでいただきながら
しっかりとお役に立てるお店であるよう
この図鑑を眺めつつ
夢の実現へ邁進したいと思う今日この頃でございます。