トリビュート。
2015-11-04
11月3日、文化の日。
朝から自由の身になれたので熊本市西区・島田美術館へ。
ここは、小高い丘にある私設美術館で
林に続く閑かな中庭と 併設のカフェから漂う香りが
いつも優しく迎えてくれます。
今回のギャラリーには
シンプルな造形に宿った、深く強い物語がありました。
着古したシャツを細断し、「溜め漉き」という技法を経て生地が繊維に還ったところへ
襟と前立てを配し主人の「人となり」まで映した作品へー。
そんな、未体験の作品展【解脱したシャツ】です。
シャツ、というのがいいです。
時に真面目に、時にラフに、自分を仕立ててくれる「シャツ」。
会場に飾られていたのは
ある人の、着倒したお気に入り。
ある人の、情熱を注いだ戦闘服。
ある人の、「ここ一番」を支えた相棒、、、などなど。
こちらは、当時熊本日日新聞社の中堅記者だったというN床氏が愛用していらっしゃった「Harriss(ハリス)」のシャツ。
熊本岩田屋時代、婦人服フロアは1階の辛島公園側(シンボルロード側)まで拡充していて
毎日を頑張る女性たちをファッション面で応援していました。
各ショップの店長たちも、個性的で元気いっぱいでしたね(^^)
京都造形芸術大学名誉教授、美術家・鈴鹿芳康氏の「沸点」=手漉きの作品と、
教え子で本展の企画と「シャツを集める係」を務めた大畑広告準備室 代表・大畑晶子氏の「視点」が織りなす22点の作品群。
11月8日(日)まで開催中です。
詳しくはこちら→http://www.nirvanashirt.net/index.html
さてO畑さん(もう大畑さんって書いてますけどね)とは
2012年の個展「B2_LIMIT・大畑晶子展」(島田美術館)以来、3年ぶりにお会いしました。
O畑さんは「一生青春」新聞広告のスタートでコピーを書いてくださった方です。
・コピーライターになる前は、「郷土のデパート」の販売員だった。
・LOVE:猫。音楽。京都・イノダコーヒのラムロック。
・広告制作会社~広告代理店勤務を経て、コピーライター&デザイナーとなる。
というプロフィールから、すっかり一方的に親近感を抱いているわけでございます。
上段:2010年4月26日 熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ1
下段:2010年9月27日 熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ20
このシリーズ広告の2回目から
理由あって、というか縁あって、というか…
自社販売促進内で制作することになり、
無我夢中で作り始めて4ヶ月が過ぎた頃、
一連の「一生青春」シリーズ広告が「熊日広告賞」グランプリ決定という知らせが届きました。
岩田屋伊勢丹から振り返っても初めての受賞に、MJ社長以下大感激。
この一報を受けて
O畑さんと同じ広告制作会社に勤務していた、写真・デザイン担当のH川さんの発案で
第1回の広告のトリビュートとして
赤ちゃんが初めて履く靴を「同じ角度で」掲載することになったのでした。
こんなこと、ここでなければ言えませんね(笑)
あれからもう5年。
時代のタグを引っ張って魅せてくれるプロのお仕事に、刺激された文化の日でした。
朝から自由の身になれたので熊本市西区・島田美術館へ。
ここは、小高い丘にある私設美術館で
林に続く閑かな中庭と 併設のカフェから漂う香りが
いつも優しく迎えてくれます。
今回のギャラリーには
シンプルな造形に宿った、深く強い物語がありました。
着古したシャツを細断し、「溜め漉き」という技法を経て生地が繊維に還ったところへ
襟と前立てを配し主人の「人となり」まで映した作品へー。
そんな、未体験の作品展【解脱したシャツ】です。
シャツ、というのがいいです。
時に真面目に、時にラフに、自分を仕立ててくれる「シャツ」。
会場に飾られていたのは
ある人の、着倒したお気に入り。
ある人の、情熱を注いだ戦闘服。
ある人の、「ここ一番」を支えた相棒、、、などなど。
こちらは、当時熊本日日新聞社の中堅記者だったというN床氏が愛用していらっしゃった「Harriss(ハリス)」のシャツ。
熊本岩田屋時代、婦人服フロアは1階の辛島公園側(シンボルロード側)まで拡充していて
毎日を頑張る女性たちをファッション面で応援していました。
各ショップの店長たちも、個性的で元気いっぱいでしたね(^^)
京都造形芸術大学名誉教授、美術家・鈴鹿芳康氏の「沸点」=手漉きの作品と、
教え子で本展の企画と「シャツを集める係」を務めた大畑広告準備室 代表・大畑晶子氏の「視点」が織りなす22点の作品群。
11月8日(日)まで開催中です。
詳しくはこちら→http://www.nirvanashirt.net/index.html
さてO畑さん(もう大畑さんって書いてますけどね)とは
2012年の個展「B2_LIMIT・大畑晶子展」(島田美術館)以来、3年ぶりにお会いしました。
O畑さんは「一生青春」新聞広告のスタートでコピーを書いてくださった方です。
・コピーライターになる前は、「郷土のデパート」の販売員だった。
・LOVE:猫。音楽。京都・イノダコーヒのラムロック。
・広告制作会社~広告代理店勤務を経て、コピーライター&デザイナーとなる。
というプロフィールから、すっかり一方的に親近感を抱いているわけでございます。
上段:2010年4月26日 熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ1
下段:2010年9月27日 熊日夕刊掲載 くまもと阪神「一生青春」シリーズ20
このシリーズ広告の2回目から
理由あって、というか縁あって、というか…
自社販売促進内で制作することになり、
無我夢中で作り始めて4ヶ月が過ぎた頃、
一連の「一生青春」シリーズ広告が「熊日広告賞」グランプリ決定という知らせが届きました。
岩田屋伊勢丹から振り返っても初めての受賞に、MJ社長以下大感激。
この一報を受けて
O畑さんと同じ広告制作会社に勤務していた、写真・デザイン担当のH川さんの発案で
第1回の広告のトリビュートとして
赤ちゃんが初めて履く靴を「同じ角度で」掲載することになったのでした。
こんなこと、ここでなければ言えませんね(笑)
あれからもう5年。
時代のタグを引っ張って魅せてくれるプロのお仕事に、刺激された文化の日でした。